2011年4月17日日曜日

米インターネット広告の2010年の売上高、新聞を超えて260億ドルに

ITmedia エンタープライズ 4月14日(木)15時30分配信

インターネット広告の売上高が米国で初めて新聞広告を超えた。米ネット広告団体Interactive Advertising Bureau(IAB)と米コンサルティング企業PricewaterhouseCoopersが4月13日(現地時間)に発表した調査結果によると、2010年の米国におけるインターネット広告売上高は前年比15%増で過去最高の260億ドルに上り、同年の新聞広告の売上高は228億ドル、CATVネットワークの広告は225億ドルだった。

 インターネット広告の売上高は5四半期連続で増加しており、2010年第4四半期(10~12月期)の74億5000万ドルは四半期として過去最高だった。

 インターネット広告の内訳を見ると、検索広告が前年比12%増の120億ドルで最も多かったが、成長率ではバナー広告やビデオ広告などのディスプレイ広告が最も好調で、前年より24%増加して99億ドルだった。今回の報告で新たに追加されたモバイル広告の売上高は5億5000万ドル~6億5000万ドルとみている。

 IABのランドール・ローゼンバーグ社長兼CEOは「この調査結果は、広告主らがデジタルメディアを広告キャンペーンの中心として受け入れたことを示している。コンシューマーはテレビ番組や映画をオンラインで見るなど、インターネットでの時間消費にシフトしており、広告主らはデジタルメディアをターゲットにリーチするための鍵となるコンポーネントとして認めるようになった」と語った。[佐藤由紀子,ITmedia]

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躍進を続けるインターネット。
この記事は遂にインターネットがメディアで一番の影響力を持っていることを明示している。
世界のインターネットの普及率は26%。
インターネット利用者数によるランキングでは
中国、EU、アメリカ、日本、インド、ブラジル、ドイツ、イギリス、ロシア、フランス...
ここで面白かったのはインド。
利用者数ランキングでは5位だが、普及率はたったの7%なのである。
インターネット利用者は一部に限られていることがわかる。
ネットの利用方をヒンディー語翻訳して広めれば利用者もぐっと上がり、ネット広告の価値が高まるであろう。
同様なことはブラジル、ロシアにも言える。
ポルトガル語翻訳格安ロシア語翻訳されたインターネット教室をすると儲かるかもしれない。
ちなみにメキシコは利用者数では12位だが、やはり普及率が低かった。
スペイン語翻訳されたインターネットのマニュアル翻訳に商機があるとみた。

By MT

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