2011年4月1日金曜日

米国人 歯の治療にハンガリーへ、インド治療ツアーも大人気

※週刊ポスト2011年4月1日号
(「ニッポン あ・ちゃ・ちゃ」第138回より抜粋)

移民でにぎわう英会話教室に行ったら、先生役のアメリカ人ボランティアたちが医療ツーリズムの話題で盛り上がっていた。
「最近、インドに心臓のバイパス手術を受けに行った友達がいるの。手術代はアメリカの10分の1だったって」「インドなら英語が通じるから安心よねえ」「医療レベルも高そうだし~」
 医療費の高いアメリカでは、失業して医療保険を失った人など約50万人が毎年、より安い治療を求め、海を渡る。行き先は、歯の治療ならハンガリー、それ以外ならタイやシンガポールなどが有名だが、最近、インドへの医療ツアーが目立って人気だという。
 病院だけでなく、タージマハル観光や、象やラクダに乗れるツアーもアレンジしてくれるらしい。 アメリカのバカ高い医療費と比べると、飛行機代やホテル代、さらに観光費を加えてもなお、ずーっと安上がりなんだって。
 そういえば、日本でも最近、陽電子放射断層撮影(PET)を取り入れた人間ドックが、中国の富裕層に人気と聞く。今や、世界各国が、金持ちの外国人患者の争奪戦を繰り広げてる、ってわけね。


*********

医療ツーリズムは観光産業の中でも脚光を浴びている分野だ。
上記によると、アメリカでは歯の治療はハンガリーとあった。
ハンガリーの歯科治療は腕の良さと安価で欧州でも有名なようだ。
観光ガイドのように歯科ガイドがハンガリー語翻訳であるのだろうか。
タイ、シンガポール、インドではアメリカの35~20%で医療が受けられるようだ。
格安マレー語翻訳格安タイ語翻訳などなくとも英語が十分使えるので安心だろう。
マレーシアでは政府が主導となって中東市場を開拓するため格安アラビア語翻訳対応可能な病院がある。
日本も中国の富裕層向けの医療ツーリズムを狙うのであれば、何らかの政策が必要である。

By MT

0 件のコメント:

コメントを投稿