2011年5月29日日曜日

.スーパーマン、「米国籍放棄」のエピソードが話題に

2011.05.24 Tue posted at: 12:43 JST (CNN)
 
 米国を代表するヒーロー、スーパーマンが最近、米漫画誌「アクション・コミックス」に掲載されたエピソードの中で米国籍を放棄すると表明して話題を呼んでいる。

スーパーマンは作品の中で「明日国連へ行って話し、米国籍を放棄すると伝えよう」と発言。自分の行動が米外交の手段と受け取られるのは「うんざりだ」と語っている。

スーパーマンは1938年、同誌の創刊号に登場した。クリプトン星からのカプセルに乗って地球へたどり着き、米カンザス州で育つという設定だった。

900号に掲載された新エピソードは脚本家・漫画家のデビッド・S・ゴイヤー氏が執筆。イランの首都テヘランでデモを見守るスーパーマンに対し、イラン政権が米国による戦争行為だと非難する内容だ。

同誌の出版元、DCコミックスが、実在の人物や場所を漫画に登場させるのはまれ。普段はたとえばニューヨークの代わりに、スーパーマンでは「メトロポリス」、バットマンでは「ゴッサムシティ」が登場する。

今回のエピソードについて、イランからのコメントは今のところない。米国内では保守層からスーパーマンの決断を嘆き、非難する声が上がる一方、「スーパーマンはもともと地球市民だし、変身前のクラーク・ケントは今も生粋の米国人だ」との意見もある。
 
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スーパーマンといえばアメリカンコミックの代表作であり、アメリカの象徴である。
このような漫画に政治的な内容を載せるのは大変珍しい。
この号がイランでペルシア語翻訳されるとやはり反応があるのではないだろうか。
米国籍放棄とあるが、地球市民としての永住者ビザなんてあるのだろうか。
ところでこの記事はCNNで見つけたのだが、CNNのページはもちろん英語の他にスペイン語翻訳トルコ語翻訳アラビア語翻訳韓国語翻訳されている。
もっと多言語翻訳されているかと思った。
この4ヶ国語が選ばれた理由はなんだろう。
 
By MT

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