2011年7月8日金曜日

1600万円のピカソ絵画、白昼堂々盗まれる 米国

2011.07.07 Thu posted at: 10:45 JST
(CNN) 米サンフランシスコの画廊に男が白昼堂々と侵入し、約20万ドル(約1600万円)相当のピカソの絵画を盗み出した。

地元紙などの報道によると、盗まれたのはワインスタイン・ギャラリーに展示されていたピカソの絵画「女の頭部像」。サングラスをかけた男が5日に侵入し、作品を持ち去ってタクシーで逃走した。

男は30~35歳くらいで、黒っぽいジャケットとパンツ、白いシャツ姿で裸足にローファーを履いていたといい、警察は「この絵画を持ち歩いている者や、売ろうとする者があれば通報して欲しい」と呼び掛けている。

しかし専門家は「まともなコレクターは相手にしないだろう」と話し、盗んだ作品を売りさばくのは難しいとの見方を示した。

同ギャラリーのローランド・ワインスタイン館長によると、盗まれた作品は5月に取得したもので、もともとピカソが運転手に与えたコレクションの一部だった。

ギャラリーではシャガールやマティス、ダリなどの作品も保有しているといい、「私の目標はこうした作品を一般の人の身近に置いておくことだ。常にリスクは存在する」と同館長。この方針を変えなくて済むよう、警備態勢を見直す意向だという。

作品には保険がかけてあるが、盗んだ男が売れないと知って捨ててしまうことが一番怖いと館長は話している。

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ピカソの作品を白昼堂々盗み、タクシーで逃走とはとても肝の据わった行動である。
ギャラリーの館長が話す通り、売買ができなくなり作品が破棄されることは非常に大きな損失である。
ピカソはスペインに生まれ、フランスで創作活動を行った。
彼の絵画や歴史に触れるには格安スペイン語翻訳ガイドを雇ってスペインを旅するのが一番かもしれない。
私はオランダのレンブラント、フェルメールの絵画を見てみたい。
彼らの絵画についてオランダ語翻訳された書物は数多い。
ヨーロッパは数多くの芸術家を輩出し、その作品を美術館で触れることができる。
ぜひヨーロッパに美術鑑賞旅行に行きたいものだ。

By MT

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