2012年2月17日金曜日

19世紀の沈没船の財宝、米裁判所がサルベージ会社の所有権を否定

2012.02.03 Fri posted at: 15:00 JST CNN

マドリード(CNN) 19世紀初頭にスペインの軍艦とともに大西洋に沈んだ財宝をめぐり、米サルベージ会社とスペイン政府が所有権を争っていた問題で、米ジョージア州アトランタの連邦控訴裁判所は31日、サルベージ会社からの申し立てを棄却した。

問題の財宝は、2007年に米国の深海サルベージ会社「オデッセイ海洋探査」が発見して引き揚げた大量の金貨や銀貨(推定価値は5億ドル)。同社は財宝の所有権を主張、米国内の秘密の安全な場所に運んだとしていた。

そこで、同じく財宝の所有権を主張するスペイン政府が米フロリダ州タンパの連邦地方裁判所に訴えを起こしていた。

スペインの主張によれば、問題の船はスペイン海軍の艦船で、1804年にペルーからスペインに向かって航行中、ポルトガル沖で英軍の攻撃に遭って沈没したという。

連邦地裁は2009年、スペインの主張を認める判決を下したがオデッセイ社が控訴。控訴裁判所も昨年9月に地裁の判決を支持する決定を下していた。

オデッセイ社には連邦最高裁に上告する道も残されているが、同社は正式なコメントを出していない。

一方スペイン文科省は「判決により、(沈没船から)違法に奪われた全てのコインを取り戻すプロセスが始まった」との声明を発表した。

******************

沈没船から金銀財宝が!
という話が実際にあると、大喜び!だけではすまず、このように大変な事態になってしまう。
この船は私のだと証明しても、実際に機械を使って引き揚げた会社はその作業分譲れない。
法律で白黒つけるしかないが、どんな結果になってもどちらかは納得がいかないだろう。
日本にも眠っている財宝がないだろうか?!

By MT

0 件のコメント:

コメントを投稿