2012年4月20日金曜日

A・ジョリーがUNHCR特使に、外交レベルでも難民問題訴え

2012年 04月 18日 11:45 JST ロイター

[ジュネーブ 17日 ロイター] 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は17日、親善大使を務める米女優アンジェリーナ・ジョリーさん(36)を特使に任命すると発表した。
UNHCRの広報担当者はジュネーブで行われた記者会見で、ジョリーさんがアントニオ・グテレス弁務官の特使に任命されたとし、深刻な難民問題に取り組むほか、各国政府にメッセージを伝えるなど外交レベルでの活動も行うという。
ジョリーさんは10年以上に及ぶ親善大使としての活動で、アフガニスタンやボスニア、イラクなど20カ国以上を訪問するなどして難民問題を訴えてきた。UNHCRによると、ケニアやアフガニスタンでの学校建設のために、ジョリーさんは少なくとも500万ドル(約4億0600万円)を寄付している。

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慈善活動にとても積極的なアンジーであるが、実際にどのような活動をしてきたのかがUNHCRのHPに掲載されていた。

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UNHCR HPより

2001年初め、UNHCRはアンジェリーナ・ジョリー氏から難民を支援したいとの問い合わせを受けた。ジョリー氏はUNHCRワシントン事務所で1日かけて説明を受け、まもなく、コートジボワール、タンザニア、シエラレオネを数週間にわたって訪問し、難民と交流し、現地にいるUNHCRの職員とともに活動した。
その後、2001年7月にはUNHCR職員とカンボジア、8月にはパキスタンのアフガン難民を訪問。そして、8月27日、アンジェリーナ・ジョリー氏はUNHCR親善大使に任命された。
これまでジョリー大使は20あまりの国や地域を訪問した。これまでに訪問したのは、シオラレオネ、タンザニア、コートジボワール、パキスタン、カンボジア、タイ、エクアドル、ケニア、ナミビア、コソボ、スリランカ、ロシア連邦、ヨルダン、エジプト、チャド、スーダンのダルフール地方、レバノン、アフガニスタンなど。

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彼女の活動は一時的なものではなく継続的であり、自身もカンボジア、エチオピア、ベトナムの子供を養子として引き取っている。
彼女の行動は大変すばらしく、この新たな特使としての任務にも期待したい。

By MT

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