2012年4月25日水曜日

空飛ぶ自動車“お手頃”価格でTAKE OFF! 受注すでに100件

2012.4.6 16:51 SankeiBiz
世界の主要自動車メーカーが参加する「ニューヨーク国際自動車ショー」が4日、ニューヨーク・マンハッタンで開幕し、米ベンチャー企業「テラフジア」が開発した“空飛ぶ自動車”「トランジション(Transition)」が話題をさらった。主翼を折りたたむと最高時速104キロの自動車に早変わりし、米国では公道も走行できるという。(サンケイスポーツ)
 “空飛ぶ自動車”がいよいよ現実になる。

 ニューヨーク国際自動車ショーに出展された陸空両用航空機「トランジション」の主翼の長さは計8メートル、機体の長さは6メートルで高さは2メートル。主翼が伸びた状態の外観は小型飛行機だが、主翼をたたむと幅2・3メートルの自動車に“変身”。通常の車庫に格納可能だ。

 一般販売に先駆けた特別販売の価格は1台27万9000ドル。日本円にして約2300万円と高額だが、すでに約100台の予約が入っている。

 開発企業「テラフジア」のホームページなどによると、乗車定員は2人で、自動車としての最高速度は104キロ。燃費は12・7キロで性能は十分実用的だ。飛行速度は185キロで最長787キロの航行が可能。羽田-函館間の距離約680キロを楽々越えるが、日本での実用化に大きな障害となりそうなのが離陸時のスペース。約762メートルの滑走路が必要になるという。

 “空飛ぶ自動車”は日本で販売できるのか。国土交通省は「自動車に適用される最大規格は全長12メートル以下、幅2・5メートル以下、高さ3・8メートル以下。寸法としての保安基準は枠内といえるが、各パーツの保安基準や、離陸するのであれば航空の法律も適用されるので、現時点では何とも言い難い」と話す。

同自動車ショーでは、米景気の穏やかな上昇基調に伴い、各社は売れ筋モデルの新型やハイブリッド車などの環境対応車を数多く展示。出展台数は約1000台に上る。一般公開は6日から15日までで、100万人以上が来場する見通しだが、“空飛ぶ自動車”は注目の的だ。

空飛ぶ自動車「夢あるが日本での実現難しいか」

 レーシングドライバーの脇阪寿一氏(39)は“空飛ぶ自動車”が日本で利用できるかどうかについて「自動車として公道を走るだけならば、日本でも販売できる可能性があると思いますが、空を飛ぶとなると滑走路が必要だし、さまざまな規制もかかる。利用するのは法的に難しい気がします」と否定的。だが「“空飛ぶ自動車”には夢があります。サーキット周辺は渋滞するので、私が所有できたら、サーキットとの行き帰りにひとっ飛びしたいものですね」と語った。

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自動車国際見本市「ニューヨーク国際自動車ショー」で空飛ぶ自動車が登場したと言う。
この陸空両用航空機「トランジション」、翼があると小型飛行機だが、翼を畳むと自動車で車庫に入るらしい。
なんともドラえもんの道具のような感じだ。
実現までに様々な技術が使われ、空飛ぶ自動車として新しい特許もとっただろう。
2300万という高額にも関わらず100件受注があるという。
実際に飛んでいる姿をぜひ見てみたい。

By MT

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