2012年5月26日土曜日

ピュリッツァー賞作家がツイッターで小説を「連載」 米国

CNN.co.jp 5月25日(金)15時42分配信
(CNN) 米ニューヨーカー誌は24日から、ピュリツァー賞作家ジェニファー・イーガン氏の最新作の小説「ブラックボックス」の連載をツイッター上で開始した。6月2日までの9日間、夜8~9時の間に1分おきに1文ずつ投稿されるという。

イーガン氏はツイッターを念頭にこの作品を書いた。当初はこの2倍の長さだったが、ツイッターの上限140字を超えないように文字数をチェックするツールの助けも借りて1年かけて書き直したという。

イーガン氏は2010年に発表した「ア・ビジット・フロム・グーン・スカッド」でピュリッツァー賞を受賞。同作の登場人物が今回の作品にも登場するという。

小説をツイッターなどを使って発表する試みはこれが初めてではない。日本では2000年代前半から「ケータイ小説」というジャンルが確立、ベストセラーも生まれている。08年には英ペンギンブックスが、6人の作家にツイッターやブログを使って小説を書いてもらう企画を始めた。

イーガン氏も「ア・ビジット・フロム・グーン・スカッド」では、ある1章をパワーポイントのプレゼンテーション画面として書くなど新たな試みに挑戦していた。

だがイーガン氏がツイッター好きというわけではない。2010年にアカウントを開設して以来、今回の連載を知らせる2つのツイートを除くと4回しかツイートしたことがないのだ。

ニューヨーカー誌は「ブラックボックス」のあらすじを毎日ブログ上で更新するほか、全文を同誌のSF関連の別冊に掲載する予定だ。
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小説等を印刷物以外で発表することはネット時代において当然になってきた。
ケータイにブログにツイッター。
様々な手段があるが読者としてその魅力はどこにあるのか。
作品を手軽に携帯やPCを通じてどこでも読むことができる。
海外のモノなら、機械翻訳が進んだ今日、英語翻訳どころか多言語翻訳もできる。
評判がよければDTPですぐ出版もできるかもしれない。
今回の取り組みのツイッターは140字という制限がある。
140字ならではの展開がおもしろそうだ。
 
By MT

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