2012年5月30日水曜日

ビデオ会議に臨む在宅勤務者よ、ズボンは着用すべし

2012年 5月 17日  15:49 JST ウォール・ストリート・ジャーナル
会議は社員にとってますます頭痛の種となっているようだが、在宅勤務者も例外ではない。米国で少なくとも週1日は在宅で勤務する人々が2000万~3000万人いるとみられるなか、ホームオフィスで社内会議に出席するために、ますます多くの人々が電話会議やビデオ会議用の機器を使用している。
スカイプなどのネットワークを通して実施する会議の参加者は、背景雑音のコントロールやカメラ画像の構成といったビデオ制作スキルを若干学ぶ必要がある。専門家やこうした会議を運営するマネジャーとのインタビューによると、在宅勤務者の多くはまだこうしたスキルを身につけていない。
在宅勤務者の多くは上半身だけ、ビデオ会議に適した服装をしている(筆者もその1人で、スカイプでのインタビュー用のお決まりの服装は、上はドレスシャツとスーツの上着、下はヨガ・パンツにランニングシューズだ)。これは必ずしも問題にはならない。立ちあがる必要性が生じない場合には。
ビデオ会議システム大手ポリコム(カリフォルニア州プレザントン)のバイスプレジデント、ゲーリー・テスタ氏は最近、自宅で働いているコンサルタントとビデオ会議を行っていた。コンサルタントはビジネス向けの服装をしているように見えた。「会話をしているとドアをノックする音が聞こえた」とテスタ氏。
コンサルタントがドアを開けるために立ちあがると、「シャツにネクタイ、ボクサー・ショーツ姿だった」。ビデオ画像を中断する「ビデオ・ミュート」ボタンを押していたら、「誰も気づかなかったのに」とテスタ氏。テスタ氏は、ビデオ機器は外の世界から自宅をのぞき込む「窓のようなもの」と在宅勤務者は覚えておく必要があると話す。「会話の相手が向かい側に座っているかのような服装と行動が必要だ」
また、壁の装飾の問題もある。家族の写真をたくさん飾った背景は魅力的かもしれないとテスタ氏。あるソフトウエア関連の企業幹部はビデオ会議用の機器を自宅の作業机に向けて設置していた。そしてこの幹部のすぐ後ろにはヌードの女性の生々しい大きな絵画がかかっていた。絵画は美しいものだったが、本社のビデオスクリーン上にありありと映し出された。テスタ氏は「気を散らすことになる」と話す。
セーラ・サットン・フェル氏は非常勤専門職のための情報を提供するバーチャル企業、フレックスジョブズ(コロラド州ボールダー)を創設し経営しているが、スタッフ24人は全員、在宅勤務だ。同氏は、スタッフの電話会議では、「犬の鳴き声やドアのベルの音、掃除機をかける音や通りからの騒音、タイピングの音、食事の音などの背景雑音」はよくある問題だと話す。ある社員はマイクの前での息づかいが荒いが、雑音になっていることに気付いていない。サットン・フェル氏は電話会議中に、参加者に、「話していない時はミュートにしてください」と告げることがしばしばあるという。
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インターネットの普及で在宅勤務が可能になった。
会社との連絡や会議は電話やEメール、ビデオ電話で済んでしまう。
日本ではどれくらい普及しているのだろうか?
少なくともアメリカのようにズボンの着用や壁の装飾が問題になってはいないようだ。
在宅勤務以外にビデオ会議システムを利用して海外との会議を行うことも増えてきた。
機械翻訳が日々進化している現在、ビデオ会議システムこ多言語翻訳機能もあるのだろうか。
 
By MT
 

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